建築家住宅とは

引渡し時の注意点

建築家とともに
建築主検査をしましょう。

引渡前には建築家とともに建築主検査をしましょう。
建物は完成時まで工務店の所有物となりますので引渡時には工事費の残金を支払わなければなりません。手元資金の他、銀行の決済等も事前にしっかり計画を立てておく必要があります。
銀行の決済時には建物の登記も必要になりますので、逆算して事前に登記の手続きを進めなければなりません。
詳しい方は自分でも登記手続きが出来ますが、大概の場合は土地家屋調査士等に依頼ることになります。うっかりその手続きを忘れると建物が竣工しても銀行決済が出来ず、建物の引渡が遅れてしまうこともありますので、十分に注意しましょう。

また、引渡前には建築家とともに建築主検査を行います。内外装材に傷や剥がれが無いか。ペンキの塗り忘れはないか等。しっかり検査しましょう。
建築家との家づくりの場合は、建築家が現場を監理していますので、上述した内容などはそれほどないかと思います。しかし、工事をしているとどうしても作業中に傷をつけたりしてしまうことがありますので、しっかりチェックするにこしたことはありません。

また、引渡時には竣工引渡書類を受領いたします。取り扱い説明書、関係工事業者リスト、竣工図面等がこれにあたります。もっとも建築家とはこれで縁が切れる訳でもありませんので、何かあった場合は連絡すれば良いのですが、形式的にはそのようになります。

いよいよ新居での生活がスタートする訳ですが、電気や水道およびガスの契約、インターネットの契約等も引渡前に手続きしておくとよりいっそう快適な生活に繋がります。建築家との家づくりはいいもんですよ。